秋田 Akita.

県道42号 男鹿八竜線

男鹿市−八竜町

 県道42号は、R101男鹿市船越交差点から大潟村を経てR101八竜町大口に至る主要地方道です。大潟村の八郎潟干拓地を縦貫するため、大潟村のメインルートとなっています。

 

男鹿市

[R101船越交差点]




国道101号の船越交差点で県道42号が分岐します。
すぐの跨線橋でJR男鹿線を渡ります。

[船越]
船越までは、2005年3月の合併以前も男鹿市内でした。

[払戸]



払戸に入ります。2005年3月までは若美町だったのですが、合併して現在は男鹿市になっています。

県道304号が分岐します。

[潟端入口]
「若美町」ですが、旧町域に「ワカミ」という地名は無いんですね。
何でだろう…と長年思っていたんですが、調べてみたら「渡部」「角間崎」「宮沢」の三地域の頭文字を合成した名前で、1970年の町制施行の際に改名したのだそうです。それまでは「琴浜村」だったとか。

それにしても、角間崎はわかるけど何で渡部とか宮沢なんて小字で合成したのか…、それに琴浜村も何にちなんで名付けられたのか…結構謎です。

画像前方の橋梁を渡ると、大潟村に入ります。
 

 

大潟村・南端〜中央

[潟端橋・大潟村境界]
潟端橋を渡ると、いよいよ大潟村です。
画像をよく見ると、橋の先はずっと下り坂になっています。
実はこれが大潟村の成り立ちを表しています。

[大潟村役場まで9km]
大潟村は八郎潟を干拓して1964年に発足した村です。
干拓なので、埋め立ててできたわけじゃないんです。周りを堤防で囲って締め切り、中の湖水を排出して干上がらせてできたものなんですね。なので、今の大潟村は旧八郎潟の湖底に相当する場所に位置しています。

先ほど潟端橋を渡ったところがずっと下り坂だったのはこういう理由です。

[大潟村]
まぁ、もっと詳しく知りたい!と言う方は大潟村干拓博物館に行ってみるとおもしろいですよ。博物館の場所が海水面に対してどのくらい低いか…というのが展示してありますので。

[県道298号(鵜木方面)]



途中、県道298号(鵜木方面)が分岐します。
ここから短い間県道298号と重複します。

[10kmキロポスト]
県道はどこまでも一直線の道が続きます。
大潟村は居住区を中央部にまとめてあるので、その他の地域はほんとに何もありません。ともかく田圃が広がります。
 

[県道298号(八郎潟町方面)分岐]



その後、県道298号(八郎潟町)方面が分岐します。

[カーブ手前]
道路は追越禁止となります。
大潟村で追越禁止になったということは、=「もうすぐカーブ」という意味と考えてもらえばOKです。

[北緯40度LINE]
カーブを抜けたところで追越禁止は解除されます。
北緯40度LINEを越えます。

[生態系公園入口]
生態系公園入口の手前にて、また追い越し禁止に変わります。

[大潟村干拓博物館入口]



大潟村干拓博物館・産直センターの脇を通過します。
観光スポットなので、大潟村訪問の際には寄るといいですよ。

この先の交差点で県道54号・居住区入口の交差点があります。
県道42号の大潟村区間では唯一の信号機です。
 

 

大潟村・中央〜北端

[県道54号(琴丘方面)分岐]
追越禁止が続きます。
県道54号(琴丘方面)が分岐します。

[カーブ先]
カーブを抜けたところで長かった追越禁止も解除されます。

[19kmキロポスト]
この先、また追越禁止(3度目)となります。
流れも良い(夏期ならばまず渋滞はあり得ない)ので、大型トラックもよくこちらを走っているようです。

[20kmキロポスト]
見ての通り、走るには非常に気持ちの良い県道42号なのですが、冬季は地吹雪が酷くなります。まぁこれだけ周囲に何もなく、かつ海にも近いとなると、地吹雪が起こらない方がおかしいですので…。

北側区間は右画像のように防風柵が設置してあるので、比較的安全に走れます。ただし、南側区間は柵も防風林もないので、地吹雪にさらされると道路の幅もわからないくらい視界が利かなくなることも。冬季は気を付けた方が良いです。

[追越禁止(4度目)]
また追越禁止(4度目)となり、カーブを抜けます。

[23kmキロポスト]

[最後のカーブ]
最後のカーブを抜ければ、後はほぼ一直線です。
 
八竜町 (現・三種町)

[R101八竜町]




八竜町(現・三種町)に入ったところで、国道101号に合流します。
 
調査日:2007/7

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